2026.01.28
お役立ちコラム
オフィスパーテーションの選び方をプロが伝授!パーティションの素材・種類・機能を解説

オフィスパーテーション選びで失敗しないために
オフィス環境は、従業員の生産性やモチベーションに大きく影響します。その中でも、オフィスパーテーションは、空間を効率的に活用し、集中できる環境を作り出す上で非常に重要な役割を担っています。しかし、多種多様なパーテーションの中から最適なものを選ぶのは、専門知識がないとなかなか難しいものです。
この記事では、オフィスパーテーション選びで失敗しないためのポイントを、プロの視点から詳しく解説していきます。あなたのオフィスに最適なパーテーションを見つけ、より快適で機能的なワークスペースを実現するための一助となれば幸いです。
なぜオフィスにパーテーションが必要なのか

オフィスパーテーションを導入する目的は、企業によってさまざまです。
まずは、自社がなぜパーテーションを必要としているのかを明確にすることが、最適なパーテーション選びの第一歩となります。主な導入目的としては、以下のような点が挙げられます。
プライバシーの確保と集中力向上
オープンなオフィス空間では、周囲の雑音や視線が気になり、集中力が阻害されることがあります。パーテーションを設置することで、個人の作業スペースに区切りをつけ、プライバシーを確保し、集中して業務に取り組める環境を作り出すことができます。
特に、機密情報を扱う部署や、電話対応が多い部署などでは、遮音性の高いパーテーションが有効です。
コミュニケーションの活性化とチームワーク強化
一見矛盾するように思えるかもしれませんが、パーテーションはコミュニケーションを活性化させるためにも利用できます。例えば、チームごとのエリアをパーテーションで区切ることで、チーム内の連帯感を高め、より密なコミュニケーションを促すことができます。
また、必要に応じて開閉できる可動式のパーテーションを導入すれば、一時的にオープンなスペースを作り、部署間の交流を促すことも可能です。
オフィス空間の有効活用とゾーニング
限られたオフィススペースを最大限に活用するためにも、パーテーションは有効なツールです。執務スペース、会議室、リフレッシュスペース、応接室など、用途に応じて空間を区切る「ゾーニング」を行うことで、オフィス全体の機能性を向上させることができます。
また、将来的なレイアウト変更を見越して、柔軟に対応できるパーテーションを選ぶことも重要です。
セキュリティの強化
機密文書や個人情報を取り扱う部署など、セキュリティレベルを高める必要がある場合には、パーテーションが有効です。
例えば、天井まで届くハイパーテーションや、鍵付きのドアが取り付けられたパーテーションを導入することで、外部の侵入を防ぎ、情報漏洩のリスクを低減できます。
デザイン性の向上とブランドイメージの構築
パーテーションは、単なる間仕切りとしてだけでなく、オフィスデザインの一部としても重要な役割を果たします。企業のブランドイメージやコンセプトに合わせて、素材や色、デザインを選ぶことで、来客に好印象を与え、従業員のエンゲージメントを高めることにもつながります。
ガラスパーテーションで開放感を演出したり、木目調のパーテーションで温かみのある空間を作ったりと、様々な表現が可能です。
パーテーションの種類と特徴

オフィスパーテーションには、その用途や機能、設置方法によって様々な種類があります。それぞれの特徴を理解し、自社の目的に合った種類を選ぶことが重要です。
ローパーテーションの特徴
ローパーテーションは、その名の通り、比較的低い高さのパーテーションで、主に空間のゆるやかな区切りや視線の遮断を目的として使用されます。一般的な高さは、デスクワーク中に座った状態で視線が遮られる程度の高さ(約110cm〜160cm)が多いですが、より低いものや高いものもあります。
開放感の維持
天井まで届かないため、オフィス全体の開放感を損なうことなく空間を区切れます。圧迫感が少なく、明るさを保ちやすいのが大きなメリットです。
コミュニケーションの促進
適度な区切りがありつつも、必要であれば立ち上がって隣の席の人とすぐに会話できるため、部門内やチーム内のコミュニケーションを促進しやすいという利点があります。
レイアウト変更の容易さ
比較的軽量で、パネル同士を連結するだけのシンプルな構造のものが多いため、レイアウト変更が比較的簡単に行えます。事業拡大や組織変更などで頻繁にレイアウトを見直す可能性があるオフィスに適しています。
ハイパーテーションの特徴
ハイパーテーションは、天井まで届く高さを持つパーテーションで、その名の通り、壁と同じような感覚で空間を完全に区切ることを目的とします。独立した部屋をオフィス内に作りたい場合や、高い遮音性、セキュリティが必要な場合に導入されます。
高いプライバシーと遮音性
完全に空間を区切るため、外部からの視線や音を大幅に遮断できます。集中して業務に取り組みたいスペースや、会議室、応接室、役員室など、高いプライバシーが求められる場所に最適です。
セキュリティの強化
完全に囲われた空間となるため、セキュリティレベルを向上させることができます。鍵付きのドアを設置することで、部外者の侵入を防ぎ、機密情報の取り扱いにも適しています。
独立した空間の創出
会議室、集中ブース、サーバールーム、リフレッシュルームなど、特定の機能を持つ独立した部屋をオフィス内に構築できます。
可動式パーテーションの特徴
可動式パーテーションは、必要に応じて空間の広さを柔軟に変更できるパーテーションです。レールに沿って移動させたり、折りたたんだりすることで、一つの空間を複数の用途に使い分けたり、逆に大きな一つの空間として利用したりすることが可能です。
空間の多目的利用
会議室と研修室、休憩スペースとイベントスペースなど、一つの空間を複数の用途で柔軟に使い分けることができます。例えば、普段は個別のミーティングスペースとして使い、必要に応じてパーテーションを格納して大きなセミナー会場として利用するといったことが可能です。
フレキシブルなレイアウト変更
大規模な工事をすることなく、その日のニーズに合わせて空間をアレンジできるのが最大の魅力です。来客数やイベントの規模に合わせて対応できます。
収納性
使用しない時は壁面などに収納できるタイプが多く、スペースを効率的に活用できます。
ブース型パーテーションの特徴
ブース型パーテーションは、主に個人の集中スペースや電話ブースとして使用される、独立した箱型のパーテーションです。近年、オープンオフィス化が進む中で、集中できる環境を求める声が高まり、その需要が増加しています。
高い集中力とプライバシー
周囲の騒音や視線を遮断し、個人の集中力を高めることができます。電話会議やオンラインミーティングなど、声を出す必要がある業務にも適しています。
限られたスペースでの導入
大掛かりな工事が不要で、既存のオフィス空間に手軽に設置できます。電源や換気機能が一体となったタイプも多く、すぐに利用開始できます。
多様なサイズと機能
一人用の電話ブースから、少人数でのミーティングに対応できるタイプ、簡易的な執務スペースとして使えるタイプなど、様々なサイズと機能があります。換気ファン、照明、電源コンセント、モニターアームなどを備えた高機能なものも増えています。
素材と機能からパーテーションを選ぶ

パーテーションの素材は、見た目の印象だけでなく、機能性や耐久性、価格にも大きく影響します。ここでは、主な素材とその機能について解説します。
パーテーションの素材と特徴
パーテーションの素材は多岐にわたり、それぞれが異なる特性を持っています。オフィスの目的や雰囲気に合わせて最適な素材を選ぶことが重要です。
パネル(スチール・アルミ複合板など)
最も一般的で多様な選択肢があるのがパネル素材です。
スチールやアルミ複合板などを基材とし、その表面に化粧シートを貼ったものが主流となっています。このタイプのパーテーションは、デザイン性の高さが大きな魅力です。色や柄のバリエーションが非常に豊富で、木目調や石目調、ファブリック調など、さまざまなオフィスのテイストに合わせて選べます。そのため、企業のブランディングやオフィスのコンセプトに沿った空間づくりが可能です。
ガラス
透明感があり、開放的な空間演出に欠かせない素材がガラスです。
光を遮らないため、オフィス全体に明るさをもたらし、採光性を高めます。狭い空間に設置しても圧迫感を与えにくく、広々とした印象を保てるのが大きな特徴です。
デザイン面では、シャープでモダンな印象を与え、オフィスのデザイン性を大きく向上させます。透明ガラスだけでなく、すりガラス、型板ガラス、強化ガラスなど、さまざまな種類があり、さらにフレームの素材を選ぶことで、多様な表情を演出できます。ガラスパーテーションは高い視認性も持ち合わせています。内部の状況が見えることで、部署間のコミュニケーションを促進したり、オフィス全体の活気や企業文化を外部にアピールしたりすることも可能です。
木質(木目調、化粧板など)
木質素材のパーテーションは、オフィスに自然素材ならではの温かみと、落ち着いた高級感をもたらします。
デザイン性も非常に高く、和風、北欧風、モダンなど、さまざまなインテリアスタイルに自然に溶け込みます。本物の木材を使用したものから、リアルな木目を忠実に再現した化粧板まで幅広い選択肢があり、オフィスの雰囲気や予算に合わせて選べます。
機能面では、木材の種類や加工方法によっては、自然な吸音効果を持つものもあります。これにより、音の反響を抑え、より穏やかな空間を作り出すことが可能です。
パーテーションの機能
素材だけでなく、パーテーションが持つ機能も選定の重要な要素です。目的に応じた機能を選択することで、より快適で生産性の高いオフィス環境を実現できます。
遮音性・吸音性
遮音性は、音がパーテーションを透過するのを防ぐ能力を指します。会議室や役員室、あるいは電話対応が多い部署など、音漏れを最小限に抑えたい場所では特に重要な機能です。この性能は、パーテーションの厚み、内部の密閉性や多層構造、そして使用されている素材によって大きく異なります。また、ドアや窓などの隙間の処理も遮音性には不可欠な要素です。
一方、吸音性は、パーテーションに音が当たった際に、その音を吸収し、反響を抑える能力です。オープンオフィスのような騒がしい環境では、音の反響が会話の邪魔になることがあります。吸音性の高いパーテーションを導入することで、会話の明瞭度を高め、より快適な音響環境を実現できます。この効果は、表面にファブリック素材や吸音パネルを貼ることで高められます。
採光性・視認性
採光性は、自然光や照明の光を取り込み、空間を明るく保つ能力です。開放感を重視し、圧迫感を避けたい場所に有効です。主にガラス素材のパーテーションが優れています。
視認性は、パーテーション越しに内部が見える度合いです。高い視認性を求める場合は、透明ガラスなどが適しています。これにより、部署間のコミュニケーションを活性化させたり、オフィス全体の活気を外部にアピールしたりすることが可能です。
一方、プライバシーを確保したい場合は、パネル素材や不透明なガラスなど、視認性が低いものを選びましょう。適度なプライバシーを保ちつつ、明るさも確保したい場合は、すりガラスや、下部がパネルで上部がガラスになっている部分的な視認性を持つタイプが有効です。
耐火性・防火性
建築基準法や消防法に基づき、一定の高さ以上のパーテーションや、避難経路に面するパーテーションなどには、耐火性や不燃材料の使用が義務付けられる場合があります。特にハイパーテーションを導入する際は、建築基準法上の「間仕切り壁」として扱われる場合があり、内装制限や防火区画の要件に適合させる必要があります。専門業者と綿密な打ち合わせを行い、法規制に準拠した製品を選定することが不可欠です。
耐久性・メンテナンス性
パーテーションは長期的に使用する設備であるため、耐久性は重要です。素材の強度、表面の耐傷性、連結部の堅牢性などを確認します。
また、日々の清掃や、破損時の修理のしやすさといったメンテナンス性も考慮すべき点です。汚れにくい素材、簡単に拭き取れる表面、部品交換が容易な構造などが望ましいです。特に、多くの人が触れる部分や、汚れやすい場所に設置するパーテーションは、メンテナンス性を重視しましょう。
セキュリティ性
機密情報を扱う部署や、重要書類を保管するスペースなど、高いセキュリティが必要な場所には、ハイパーテーションを選び、鍵付きのドアや、入退室管理システムを組み合わせることでセキュリティを強化できます。ガラス素材の場合でも、強化ガラスや防犯フィルムの使用を検討するなど、目的に応じた対策が必要です。
最適なパーテーションで快適なオフィス環境を実現
オフィスパーテーションは、単なる間仕切りではなく、従業員の生産性やモチベーション、そして企業のブランドイメージにまで影響を与える重要な要素です。あなたのオフィスに最適なパーテーションを見つけ、従業員がより快適に、より生産的に働ける環境を実現することができます。快適なオフィス環境は、従業員の満足度を高め、ひいては企業の成長にも貢献するでしょう。
CRACKではオフィスパーテーションの選定から設置までサポートします
「最適なパーテーションを選びたいけれど、どれを選べばいいか分からない」
「デザインも機能性も妥協したくない」
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もし、このようなお悩みをお持ちでしたら、ぜひCRACKにご相談ください。
私たちは、オフィスパーテーション選びのプロフェッショナルとして、お客様のニーズに合わせた最適なソリューションをご提案いたします。豊富な経験と実績に基づき、お客様のオフィス環境、従業員の働き方、企業文化などを総合的に考慮し、デザイン性、機能性、コストパフォーマンスに優れたパーテーションを選定いたします。
また、選定から設計、施工、アフターフォローまで、一貫したサービスを提供しておりますので、お客様は安心してパーテーションの導入を進めることができます。
CRACKのサービス内容
現状分析とヒアリング
現在のオフィス環境における課題や、パーテーション導入の目的、ご要望を詳しくお伺いします。
最適なパーテーションのご提案
ヒアリング内容に基づき、豊富な種類のパーテーションの中から、最適な素材、機能、デザインの組み合わせをご提案します。
レイアウトプランの作成
パーテーション導入後のオフィスレイアウトを視覚的に分かりやすくご提案し、空間の有効活用をサポートします。
お見積もり
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施工・設置
経験豊富な専門スタッフが、安全かつ迅速にパーテーションの施工・設置を行います。
アフターフォロー
導入後のメンテナンスや、将来的なレイアウト変更のご相談にも対応いたします。
オフィスパーテーションの導入は、一度行えば長期にわたって使用するものです。だからこそ、プロの知識と経験を活かして、後悔のない選択をしていただきたいと考えております。
どのような些細なことでも構いません。オフィスパーテーションに関するご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。お客様の理想のオフィス環境実現に向けて、全力でサポートさせていただきます。
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